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サイバー攻撃対策を解説 塩尻で勉強会

 2月1日~3月18日の「サイバーセキュリティー月間」に合わせて、塩尻市大門八番町の塩尻インキュベーションプラザで16日、サイバーセキュリティー勉強会が開かれた。インターネット活用の広がりとともにサイバー犯罪が巧妙化する中、セキュリティー人材を地方から発掘・育成しようと市が主催した。

 情報通信の技術者やプログラミング愛好家ら約80人が参加し、日本を代表する専門家ら9人から最新事情を学んだ。
 セキュリティー会社・ラックの長谷川長一さんはサイバーセキュリティーの学び方について総論を述べた。セキュリティーに関わる知識や技術を「分かる」だけでなく「実践的に用いる力」の重要性を説き、ワークショップやディスカッションを通じた「協働の学びの場」を提案した。
 県警サイバー犯罪対策室の担当者は犯罪事例や不正アクセス禁止法の適用例を説明し「ネット利用には判断力、自制力、責任力の三つが必要とされる。加えて結果や影響を〝想像する力〟を大切に」と呼び掛けていた。
 昨年まで3回、市振興公社や民間企業が主体となって開催した勉強会を市が引き継ぎ、関係団体との連携で開いた。市情報政策課は「地方からキラリと光る人材が生まれればうれしい」としている。