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坂井にバド専用施設完成 元五輪代表・小椋さんが子供を指導

小椋さん(左)の指導を受ける子供たち

 バドミントン専用施設として生まれ変わった筑北村の坂井体育館で16日、完成を祝う式典が開かれた。大規模な大会で一般的な公式の「コートマット」をアリーナ床面に敷き、コート6面を確保した。こけら落としの記念イベントとして、北京五輪女子ダブルス日本代表の1人として5位に入賞したスポーツキャスターの小椋久美子さんによる講習会も行われた。

 施設の利用低迷を解消するために研究を重ね、規模などに見合う競技としてバドミントンを選んだ。コートマットは1枚が縦15.4メートル、横7.2メートルで、3.2ミリの厚さがある。6面も備える施設は県内初だという。関川芳男村長は式典で「この施設で、五輪代表を目指す選手が育ってほしい」と話した。
 世界の第一線で活躍する奥原希望選手(大町市出身)の父で、県バドミントン協会の競技力向上委員を務める奥原圭永さんが改修について助言をした。コートマットは木の床面とは感触が違い「大会と似た環境で練習できるのは選手にとって大きい」とみる。協会の平林良治会長は「ありがたいことだ」と話した。
 小椋さんによる講習会は初心者向けで、村内外の子供たち約30人が参加した。1年生で競技を始めたという筑北小学校2年の柳澤花穗さん(8)は「シャトルを打つのが楽しい。これからも頑張りたい」と話した。
 ラケットやシャトルになじむための動きや、小椋さん自身も入っての打ち合いなどを通じてバドミントンの楽しさを伝えた。小椋さんはコートマットのある場所での練習は貴重だと説明し「バドミントンをやりたいという子が増えればうれしい」と期待していた。