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SO7人制サッカーに三郷出身の高橋さん パートナーとして代表入り

SO夏季世界大会に出場する7人制サッカーチームの高橋さん(後段左から2人目)
 3月にアラブ首長国連邦(UAE)で開かれる4年に1度の知的障害者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス(SO)夏季世界大会」の7人制サッカーに、安曇野市三郷明盛出身の大学3年生・高橋佳汰さん(22)=相模原市=が日本代表チームの選手として出場する。高橋さんは知的障害者(アスリート)と組む健常者(パートナー)の一人だ。経験は約1年と浅いが競技の奥深さを知り「この機会にパラ五輪とは違うもう一つのオリンピックを知ってほしい」と活躍を誓う。
 「7人制ユニファイドサッカー」と呼ばれ、4人のアスリートと3人のパートナーで構成するチームが、小さめのコートで行う。長野県チームは昨年6月に堺市で開かれた全国大会で初優勝し、SO世界大会の出場権を得た。  小学校から高校までサッカーに親しんだ高橋さんは、7人制サッカーをしていた知的障害のあるいとこに誘われ、昨年3月に競技を始めた。障害の程度が一人一人違うためパスの出し方などに細かい配慮が必要で、最初はアスリートと連携できるか戸惑った。そんな中、目で見て分かるように言葉ではなく動作を見せて戦術を指示するなど、工夫して意思疎通を深めてきた。連携プレーができた時の喜びはひとしおだという。  「競技に参加して障害者への見方が変わった。個性を理解できたし、自分たちと何も変わらない」と高橋さんんは語る。本番に向けて「練習で見つけた課題を少しでも改善し、結果はもちろん、試合を楽しみたい」と意気込みを話している。