政治・経済

安曇野市予算案 2・2%増の411億円 新年度一般会計

 安曇野市は14日、総額411億5000万円の平成31(2019)年度一般会計当初予算案を発表した。総額は前年度比で2・2%(8億8000万円)増となった。豊科地域に新設する新総合体育館の造成と建設が始まるほか、穂高広域施設組合が建て替える新ごみ処理施設(穂高クリーンセンター)の負担金も多額となり、額が膨らんだ。新規事業では、健康づくりの観点から自転車の活用を進める。

 400億円を超える大型予算は6年連続となった。新年度は、15の重点化施策を初めて選定し、集中的に取り組む。宮澤宗弘市長は同日の定例記者会見で「住む人、訪れる人にとって楽しく優しいまちを目指す」と述べた。
 重点化施策のうち、「健康づくりの推進」としては、自転車活用推進事業に417万円を計上した。自転車による健康効果を調べるほか、サイクリングコースも設定する。「出産・子育て支援の充実」の産前産後支援事業では、新規で始める産婦健康診査に643万円を盛り、産後うつの早期発見と支援につなげる。「移住・定住の促進」の一環で雇用対策を進めるため、柔軟な働き方ができるテレワークセンターも設ける。
 歳入面では、景気の緩やかな回復を考慮して市税は前年度比で0・5%増の117億3194万円とし、地方交付税も同2・2%増の102億2000万円を見込む。予算額は膨らんだが、国庫支出金や県支出金を有効活用したり、経費を節減したりして、繰入金は同11・2%減の18億5664万円にとどめた。