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朝日村交通死亡事故5000日達成 推進本部が村を顕彰

村民を代表して賞状を受け取る中村村長(右)

 朝日村で、交通死亡事故がない期間が1月6日に5000日となり、県交通安全運動推進本部(本部長・阿部守一知事)が14日、村民の功績を顕彰して村に賞状を贈った。県内77市町村別にみた「交通死亡事故ゼロ」の期間で村の記録は4番目に長く、13日現在で5038日にまで延ばしている。

 村役場で中村武雄村長に賞状を手渡した県交通安全運動推進松本地方部長の小野浩美・県松本地域振興局長は「地域の人たちが一体になって取り組んだ成果だ」とたたえた。村内を管轄する塩尻警察署や塩尻交通安全協会の関係者が立ち会った。
 村内では、現在の村役場北東角の県道と村道の交差点で乗用車と軽トラックが出合い頭に衝突し、村内の女性が死亡した平成17年4月29日を最後に交通死亡事故が起きていない。
 農業が盛んな朝日村は、農産物の集出荷をするトラックが行き交う。村民の自動車運転免許証の保有率が高く、世帯当たりの車の所有台数も多い。長野自動車道のインターチェンジに近いことから複数の企業が物流拠点を置き、10軒の運送事業者がある。
 塩尻安協朝日支部や村など村内の各種団体が入り、村長が会長を務める「交通安全推進協議会」を昭和60年7月に設け、「交通安全は毎日村民総ぐるみで」をスローガンに掲げて活動を重ねてきた。中村村長は先人の取り組みに感謝しつつ「5000日は通過点で、今後も交通安全に一層努めたい」と話した。
 県内の77市町村ごとにみた交通死亡事故ゼロの期間は13日現在、王滝村の1万1936日が最長で、下伊那郡天龍村の8034日、同泰阜村の6009日が続いている。

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