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幸せな暮らし こつ伝授 三四六さん講演に650人

 中信地方の有力企業でつくるタイムス広告会(井上保会長)は13日、松本市本庄1のホテルブエナビスタで新春講演会を開いた。テレビやラジオ番組でおなじみのタレントで、市民タイムスのコラム「チャンネル346」を執筆している松山三四六さんが、「しあわせになる言霊」と題して講演した。日本特有の言葉やしぐさに込められた人を思いやる心、気持ちの持ち方を少し変えるだけで毎日を幸せに暮らせることなどを語り、約650人が聴講した。

 コップにくまれた水をおいしく飲むには、水そのものを変えることは難しいが、自分ののどが渇けばよりおいしく飲めることをたとえに、環境ではなく自分自身を変えることの大切さを話した。職場や学校の雰囲気が悪い場合、人があいさつをしてくれない、進んで仕事をしてくれないなどと嘆くのではなく、自分から率先して明るくあいさつや仕事を続けることで、「その姿を見て周りの人も徐々に変わってくる。結果として環境が変わる」と話した。
 日本人が美徳としてきた人を思いやる心は昨今失われつつあるが、電車の中でおばあちゃんに席を譲って感謝された時のことを例に、「おばあちゃんが幸せになり、『ありがとう』と言われた時にその幸せが反転して自分が幸せな気持ちになれる。自分の幸せを追うのではなく、人の幸せを願うことが生きることのミッション」と話した。