政治・経済

障害者も楽しめる観光学ぶ講座 松本で閉講

 身体に障害のある人と家族らが山岳などの大自然をアイデアや道具の工夫で楽しめるようにするため、産学官連携で取り組む人材育成事業「ユニバーサルフィールド・コンシェルジュ(UFC)養成講座」の本年度閉講式が12日、松本市旭3の信大松本キャンパスで開かれた。初年度は全6回の講座を通して専門知識や技能を学び、県内外で観光に携わる14人が修了した。

 最終講座に続く閉講式では一人ずつ成果を報告し、「知識と工夫と人の手があれば障害の有無にかかわらず活動を広げられる」「学んだことを地域に還元すれば地域の人も暮らしやすくなる」などと述べた。信大の濱田州博学長が全員に修了証を手渡し、「それぞれの場で自ら学ぶ姿勢を持ち続けてほしい」とエールを送った。
 観光庁の受託研究として採択された事業で、基礎知識の座学をはじめ飯山の雪山などで特殊な車椅子を利用したモニターツアーの企画・実践に取り組んだ。新年度も開講し、同様のコースと本年度修了者向けのコースを設ける。

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