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穂高有明の温泉公園にペタンクコート作る

温泉公園に造成されたペタンクコート。4月から利用できる予定だ

 安曇野市穂高有明の日帰り温泉施設・安曇野しゃくなげの湯の周辺で市が今春完成を目指して造成している「温泉公園」に、フランス発祥の球技「ペタンク」のコートが1面設けられる。市内の公共の場に専用のコートは無いといい、地元の愛好者たちが「ここから普及を進めよう」と心待ちにしている。

 「八面大王足湯」西側のカラマツの木立の一角に、公式競技にも使える縦横5㍍と16㍍の長方形コートを設ける。当初計画になかったが、市が地元の要望を受け入れた。砂を入れてならしただけで、予算は余分にほとんどかからなかった。
 温泉公園の近くでペンションを営む土屋邦夫さん(77)は20年ほど前、宿泊客向けにペタンクの用具一式を購入した。長く使う機会がなかったが、松本市に連盟があると知り、2年ほど前から仲間と月2回ほど通って腕を磨いている。
 4月に利用が始まれば、まずは自分たちで競技を楽しみながら、少しずつ愛好の輪を広げ、同好会をつくったり、松本から指導者を招いたりと構想する。「ルールが簡単で運動量も少ないため、障害の有無や年齢を問わない」という。
 ペタンクは2~6人が2チームに分かれて対戦し、野球ボールとほぼ同じ大きさの金属の球を投げ、目標球に近づけて得点を競う。松本市の信州スカイパークにはコートが10面あり、定期的な愛好者の集まりがある。
 民生委員の経験がある土屋さんは、高齢になると外出を面倒がる傾向が心配だった。「公民館や自宅の庭でもできる。楽しさを知ってもらい、健康づくりや交流の輪が地域全体に広がっていけばいい」と話している。