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聖山高原県立公園の魅力再発掘へ構成5市村がタッグ

県立自然公園となっている聖湖

 麻績、筑北、生坂の3村と長野市、千曲市にまたがる「聖山高原県立公園」の第1回地域会議が7日、麻績村役場で開かれた。関係機関・団体の約30人が出席し、お互いに連携しながら、同公園の特色を生かして保護・利活用する方法を探り、地域振興につなげていくことを確認した。

 県は、県立自然公園の運営の見直しを進めており、地域会議を通じて地元の意見を反映させて国立・国定公園などとの差別化や、ブランド化を図ろうとしている。新年度には県立自然公園魅力発見事業として聖山高原を含む県立6公園の魅力再発信に力を入れる方針だ。
 会議では、麻績村の高野忠房村長を会長に、千曲市経済部の半田敏幸部長を副会長に選んだ後、事務局の県から自然公園制度の概要や取り巻く課題などが示された。
 次回会議は夏ごろの予定で、高野村長は「広域連携により眠っていた資源に日が当たるのではないかと期待している」と述べた。
 聖山高原県立公園は昭和40年に県立公園に指定された。冠着山や三峯山、聖山を中心とする1000メートル級の山々の一帯と、犀川の山清路や麻績川の差切峡などの飛び地を合わせた2150ヘクタールが該当する。湖や渓谷があり、素朴な里山の展望が楽しめる。日本海側と太平洋側の双方の植物が見られ、貴重種の昆虫が生息するなど生物多様性に恵まれている。古代・中世以来の古道が通り、周辺には文化財など歴史資源も多い。

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