政治・経済

夏秋イチゴ 保冷庫増設 JAあづみ 生産拡大に対応

 JAあづみは7日、生産が急速に拡大している夏秋イチゴの保冷施設を安曇野市堀金烏川のそ菜特産流通センターに増設した。平成30年度の出荷数量は前年度比29トン増の218トンと過去最多を年々更新している。手狭になっていた保冷スペースをほぼ倍に増やして品質管理しやすくし、より鮮度の高い状態で出荷できるようにする。

 昨年12月から進めてきた保冷施設の設置工事が完了し、7日に引き渡された。新施設は面積58平方メートル、高さ3メートルで、総事業費839万円をかけ、収益力向上に必要な機械導入への国の補助金を活用した。5月の出荷開始から利用を始める。
 同センター内には同規模の既存の保冷施設があるが、出荷量の増加で手狭となり、スペースが不足している時は野菜やキノコ用の保冷庫を借りていた。今後は十分なスペースが確保でき、品質検査などの作業がより円滑にできるようになる。
 ケーキなどに使われる夏秋イチゴは安定した販路があり、採算性が高いため、若手を中心に生産者が増えている。同JAの販売額は栽培開始から10年目の25年度に1億円、28年度に2億円、29年度に3億円を突破し、そ菜の主力品目に成長した。30年度は前年度比15%増の約3億6900万円、管内生産者は48人で来年度も作付面積は増える見通しだ。
 同JAの藤原光男専務理事は、施工業者から鍵の引き渡しを受け「組合の成長産品である夏秋イチゴの品質と鮮度を大幅に上げて流通させ、農家の手取りを増やしたい」と意欲を語った。

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