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ま・めぞんの豆腐 県知事賞 安曇野 意欲新たに

 安曇野市社会福祉協議会が運営する豊科の障害者就労支援B型事業所「すてっぷワークま・めぞん」の絹ごし豆腐「ぎゅぎゅっと濃厚きぬごし豆腐」が、第22回県豆腐品評会(県など主催)で最優秀賞に次ぐ県知事賞に輝いた。県内の豆腐専門店や老舗が名を連ねる品評会で、過去最高の成績で4度目の入賞を果たした。スタッフは受賞を喜ぶとともに「地域にもっとおいしい豆腐を届けたい」と意欲を新たにしている。

 ま・めぞんでは、知的障害がある20~40代のスタッフ10人が、自立した生活を目指して製造と販売に励んでいる。受賞した「ぎゅぎゅっと―」は市内産の大豆・ナカセンナリを使った看板商品だ。昔ながらの製法を取り入れつつ、天候や水分のデータを取って分析し、天候によって大豆を水に浸す時間を変えるなど調整や工夫を重ねている。
 品評会は県産豆腐の品質や製造技術向上を目的としており、本年度は長野市で先月に審査会が開かれた。県内各地から65点の出品があり、「ぎゅぎゅっと―」は豊かな香りと甘み、滑らかな食感が高い評価を受けた。ともにスタッフの中嶋なみほさん(48)は「受賞できてうれしい」と喜び、海川紀子さん(28)は「豆腐作りは力仕事。お客さんの『おいしかったよ』が力になる」とほほ笑んでいた。
 「ぎゅぎゅっと濃厚きぬごし豆腐」は1丁330グラムで220円。ま・めぞんの店頭や豊科南穂高の安曇野スイス村ハイジの里で買えるほか、市内の公共施設でも定期的に出張販売をしている。