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高校生 地域バス通学1% 塩尻市内3校へのアンケート

 塩尻市が昨年12月から市内3高校の全生徒を対象に初めて実施した、地域振興バスの利用に関するアンケート調査の結果がまとまった。バスの運行を「知らない」と回答した生徒が72%に上り、通学にバスを利用している生徒は1%しかいないことが分かった。市は今後、経路やダイヤを見直し、登下校の利用促進を図る方針だ。5日に市保健福祉センターで開かれた市地域公共交通会議で内容が示された。

 塩尻志学館、田川、東京都市大塩尻3高の生徒計2220人のうち91%の2030人から回答があった。生徒の居住地は松本市が48%、塩尻市31%、安曇野市5%、岡谷市3%、山形村2%などとなっている。
 アンケートによると登校は午前8時半~8時45分に、下校は午後4時~4時15分に集中した。現在の地域振興バスはこの時間帯に運行されておらず、田川高校付近には路線が設定されていないため、問題点として「本数が少ない」や「終発が早い」「乗下車したい所にバス停がない」といった意見が挙げられた。
 通学手段は、晴天時には自転車36%、家族による送迎8%となっているが、雨天時は自転車が14%に減り、送迎が25%に増えている。こうした実態が明確になったことから、市都市計画課は「登下校に合わせたダイヤや経路の見直しで家族の送迎からの転換を図りたい」としている。さらに田川高校を経路に含めることで「一定の利用が見込める」とし、今後検討していく。また、ダイヤの見直しとともに、高校生に対して地域振興バス運行の周知を図る考えだ。

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