政治・経済

白馬から松本に外国人誘客 市などが事業スタート 

 日本を代表するスノーリゾート地・北安曇郡白馬村に長期滞在している外国人旅行者を、松本市内に呼び込む誘客事業が今冬始まった。市、松本観光コンベンション協会、アルピコ交通、JR東日本長野支社の4者が共同した初めての試みで、松本の観光情報を英語で掲載したパンフレットを白馬村の宿泊施設や観光案内所などで配布している。白馬と松本を結ぶ広域観光を実現し、観光客が落ち込む冬場の誘客につなげる。

 白馬村は冬季にスキーやスノーボードなどのウインタースポーツを目的に外国人が訪れ、平成29年の延べ宿泊者数は11万4000人に上る。英語圏のオーストラリアからの来訪者が最も多く、家族で長期滞在する傾向がある。
 この長期滞在者に松本を訪れてもらい、街歩きや買い物といったウインタースポーツ以外の楽しみ方を提案しようとパンフレットを作製した。
 A4カラー両面に松本の観光地やご当地グルメを紹介し、白馬と松本を結ぶアルピコ交通バス「白馬スノーマジック号」とJR大糸線の時刻表も載せた。バスや電車を利用して松本を旅するプラン3例も紹介している。
 3月末まで白馬村内で配っており、白馬八方の宿泊施設で営業した松本観光コンベンション協会の加藤孝総務課長(50)は「4者が一緒に観光誘客に取り組む初めての試みなので、成果を挙げたい」と意気込む。
 市観光温泉課は「やってみて手応えがあれば継続したい」としている。

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