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木曽広域の救急出動 昨年は最多1640件

 木曽広域消防本部がまとめた昨年1年間の管内(木曽郡6町村と塩尻市楢川地区)の救急出動件数は1640件(前年比185件増)で、同本部が発足した平成3年以降で最多となった。搬送人員は1544人(同184人増)で、このうち、65歳以上の高齢者が急病で搬送されるケースが839人と過半数を占めた。管内人口は年々減少しているが、高齢化率は各町村・地区で40%を超えており、救急出動の増加は高齢化の進行が主な要因とみられる。

 救急出動の内訳は、急病が1112件(前年比116件増)で全体の67・8%を占めた。一般負傷309件(同62件増)、交通事故90件(同5件増)、転院搬送85件(同7件増)と続き、不搬送は115件だった。
 年齢別の搬送人員は高齢者が1135人で最も多かった。成人(18~64歳)は359人、少年(7~17歳)と乳幼児以下(6歳以下)が各25人だった。
 普通救命講習や、短時間の救命講習を受けた人は計2248人だった。管内は救急車の現場到着までに平均25分かかり、同本部救急係の水野寅王係長は「その場に居合わせた人の応急手当てが、ますます重要となる。さらに受講を呼び掛けたい」と話している。

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