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元気に豆まき福招く 伝統の節分行事盛大に

 節分の3日、松本、木曽地方の各地で邪気を払って福を呼ぶ豆まきや伝統の節分行事が行われた。大勢の地域住民でにぎわいを見せ、参加者たちが一年の無病息災や幸せを願った。

 成田不動尊信仰がある恵光院(松本市女鳥羽1)では、地元住民でつくる成田講節分会による豆まき式が催された。裃姿の年男・年女や、僧侶ら約50人が、本殿脇にある庫裏の2階に上がり、「福は内」と威勢のいい掛け声を上げて福豆や紅白餅、だるまなどをまいた。詰め掛けた人たちは、福をつかもうと手を伸ばし、境内に活気が満ちた。筑摩小学校4年の瀧口実桜さん(9)は「前回よりいっぱい取りたい」と張り切り、豆まきの後は「お餅とかお菓子が取れてうれしい」と笑顔を見せていた。
 深志神社(同市深志3)では、節分祭が営まれた。午後6時からの豆まき行事に先立って行われた「豆炒り式」では、拝殿前のかまどで熱した鉄鍋で一升の大豆が炒られた。神職が厳かに祝詞を唱える中、参列した氏子総代らが順にしゃもじを手にしてかき回し、丁寧に炒った。豆は福豆として神前に供えられた。豆まきは太鼓の音を合図に始まり、福豆や福銭、菓子などが盛大にまかれた。

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