地域の話題

高齢者集い 笑顔の場に 梓川 サン・サロン

 松本市梓川梓の上立田会館で毎月3日、同地域の65歳以上の住民がお茶を楽しむ「サン・サロン」が開かれている。地域の高齢者が集まる場をつくろうと、民生委員が主体となって昨年10月に立ち上げた。サロンでやりたいことを参加者が話し合って決めていく「住民手作りのサロン」で、毎回30人ほどが集まって盛り上がっている。

 昨年は全国で多くの災害が発生し、民生委員の百瀬ひろ子さん(69)は非常時に安否確認ができる「横のつながり」の大切さを感じたという。昨年3月に地域の高齢者クラブ「福寿会」がなくなったこともあり、「高齢者が顔を見ておしゃべりができる場所をつくろう」と、もう1人の民生委員・川上佳子さん(69)と一緒にサロンを立ち上げた。開催日は覚えやすいように日付で決め、「サン(3)・サロン」とサロンの名前にも盛り込んだ。
 4回目となった今月は指導者を招いて体操を行い、頭の体操をしたりボールや輪ゴムを使って筋肉をほぐしたりして家でもできる運動を学んだ。体を温めたあとはお菓子と男性陣が入れたコーヒーを味わいながら世間話を弾ませた。次回のサロンに向けて「席順をくじ引きにしたらいい」「体操は継続してやろう」といった意見も上がっていた。
 前回のサロンで体操したいと意見を出したという川上和昭さん(85)は「こんな見事な体操ができるとは。毎月待ち遠しい」とほほ笑み、ボランティアとしても参加している渡辺和子さん(70)は「すごく楽しかった。百瀬さんたちが引っ張ってくれてありがたい」と感謝していた。
 百瀬さんは「みんなで楽しくやっていけば長く続けられると思う。隣の人を誘って広げていってほしい」と願い、川上佳子さんは「肩肘張らずに楽しくお茶を飲んでもらえれば」と笑顔を見せていた。