政治・経済

穂高プール廃止に反発 住民説明会 代替施設求める声も

 安曇野市は2日、市穂高プール(穂高)の平成33(2021)年9月末での廃止が決まったことを受けた市民説明会を、穂高会館で開いた。老朽化や運営コストの増大などを理由に廃止に理解を求める市に対し、出席した市民13人からは、代替施設の建設を求めて市の方針に反発する意見が相次いだ。

 市は市議会12月定例会に廃止に向けた条例改正案を提出し、可決された。説明会で市の担当者は、経費節減のため今年からウオータースライダーを運営しないことや、それに伴って利用料金の変更もしないことなどともに、33年に解体工事をし翌34年に更地にして地権者に土地を返還する日程も示した。
 出席した市民からは「廃止ありきで話を進めている。もっと知恵を絞って」「障害のある人も利用できるプールのある複合施設を作っては」といった意見が上がった。「廃止までの2年間に(代替施設について)市民と話し合いをしてほしい」との声もあった。
 話し合いを求める声に対し、西村康正教育部長は「市には新プールの建設計画はない。計画がないのに話し合いをしても平行線をたどるのみではないか」と話した。代替施設については、プールの利用が多い小さな子供向けに市内の公園の水場の有効活用を図り、場合によっては設備を修繕することも検討したいとした。
 5日は穂高会館、8日と11日は市役所本庁舎でいずれも午前10時から、同様の説明会が開かれる。問い合わせは市生涯学習課(電話0263・71・2467)へ。

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