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松本市美術館の老いるほど若くなる展 大阪の家近健二さんがグランプリ

グランプリ天衣賞・家近健二さん「想」(アクリル画)

 松本市美術館は1日、70歳以上を対象に隔年で開催している企画公募展「老いるほど若くなる」の審査結果を発表した。第8回の本年度は過去最多の589点の応募があり、グランプリの天衣賞には大阪府柏原市の家近健二さん(82)のアクリル画「想」が選ばれた。入選・入賞作110点は3月2日~4月7日に市美術館で展示される。

 審査員は女優の檀ふみさん、菅谷昭市長、小川稔館長が務めた。これまでは洋画家や日本画家ら専門家が審査していたが、絵画の技巧にとらわれず柔軟な視点で審査しようと女優が起用された。
 老婆の顔が描かれたグランプリ作品は、顔に刻まれた一本一本のしわが丁寧に描き込まれている。小川館長は「圧倒的な力、エネルギーが凝縮された絵」と講評した。
 市民タイムス賞には静岡県富士宮市の大村信子さん(80)の日本画「いのち輝くとき」と、安曇野市三郷温の庄司公子さん(73)の油彩画「わたし」が選ばれた。43都道府県から応募があり、最高齢は97歳。男性が354人、女性が235人だった。
 他の入賞者は次の皆さん。
 ▽準グランプリ無縫賞=小松貞子(松本市桐1)柴田いち子(東京都)▽審査員賞檀ふみ選=石原孝一(愛知県)同菅谷昭選=宮本信代(京都府)▽同小川稔選=羽田智千代(大町市)▽井上賞=藤原義弘(京都府)▽美ケ原温泉翔峰賞=冨田友一(愛知県)▽abn長野朝日放送賞=斉藤和馬(静岡県)鈴木貴子(同)宮野元(長野市)キッセイ薬品工業株式会社賞=林美智子(茨城県)▽甲信越エア・ウォーター賞=古武栄子(埼玉県)信濃毎日新聞社賞=稲熊万栄(東京都)梅津千代子(福島県)間紀徹(軽井沢町)ロータリー賞=笹岡照子(神奈川県)鳥巣淑子(大阪府)▽テレビ松本ケーブルビジョン賞=結城知子(広島県)▽扉温泉明神館賞=早瀬芙美子(大阪府)▽マツダ賞=米澤俊(和歌山県)▽松本観光コンベンション協会賞=榊原宏治(東京都)▽松本芸術文化協会賞=木村亨(兵庫県)▽松本商工会議所賞=村上武志(京都府)▽MGプレス賞=柳澤房芳(松本市県2)▽松本地域健康産業推進協議会賞=石井満喜江(東京都)▽松本ハイランド農業協同組合賞=岩崎統治(愛知県)▽松本山雅賞=林章(東京都)▽リフォームのダイソー賞=石井絢子(北海道)清水邦雄(鳥取県)▽ロイヤルオートサービス賞=大澤征治(千葉県)

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