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肺炎球菌の予防接種低調

 松本市は、肺炎の原因菌「肺炎球菌」の感染を防ぐ予防接種を受けるよう、高齢者に呼び掛けている。日常で肺炎を発症する原因として最も多いといわれる菌だが十分認知されておらず、市が高齢者を中心に実施している定期接種の本年度の接種率は約35%(昨年末時点)と低調だ。流行中のインフルエンザに感染して体の抵抗力が落ちると、肺炎球菌も入り込みやすくなるといい、重症化を防ぐ意味でも早期接種を促している。

定期接種は国の施策を受けた措置で、65歳以上で5歳刻みに設定している対象年齢の人や、60歳以上65歳未満で心臓、腎臓、呼吸器などの障害がある人を対象に、指定医療機関で実施している。
 接種費用は全額自己負担だと8000~9000円程度と高額だが、補助を受けると2000円になる。本年度の対象者には昨年6月に接種券を送付しているが、手元にない人は市役所健康づくり課や保健センター、支所・出張所に問い合わせる。本年度対象者の定期接種は3月末まで。
 市健康づくり課によると、本年度の定期接種対象者約1万3000人のうち接種済みの人は約4500人にとどまっている。中嶌弘美課長補佐は「まだ受けていない人はぜひ早めに受けてほしい」と話す。
 定期接種対象者以外の高齢者に行っている任意接種補助(補助額3000円)は3月末で終了となるため、希望者には早期利用を呼び掛けている。
 問い合わせは市健康づくり課(電話0263・34・3217)へ。

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