連載・特集

2019.2.21みすず野

 一昨日、恵みの雨が降って、乾き切っていた大地が潤った。このまま春が訪れてほしいと思うが、三寒四温が繰り返されるに相違ない。松本、安曇野、塩尻3市の新年度予算案が出そろい、それぞれの市議会定例会で審議される◆松本市の菅谷昭市長は、来年3月に任期満了を迎えるため、新年度が最終年度である。早いものだ。ということは、4期目の総仕上げの年。「中核市」への移行、博物館や市立病院などの大型事業を控えて「大きな花火は打ち上げず」(菅谷市長)、健康寿命延伸都市づくりに磨きをかける◆安曇野市は、総合体育館の新設、新ごみ処理施設の建て替えといった箱もの事業が重なり、一般会計400億円を超える大型予算だが、一方で、スリム化も着実に進めているようだ。塩尻市は、小口利幸市長5期目の最初の予算編成。新体育館着工などがあって、過去2番目の大型予算となった◆3市とも、いっそう「住みやすいまち」にするのが大きな目標で、ハード面のほか、子育て支援策等の充実を図る。財源が限られるなか、市長の手腕、職員の知恵が試されよう。議会にはしっかりとチェックをお願いしたい。