連載・特集

2019.2.17みすず野

 春を思わせる日差しが降り注いだきのう、近くてもなかなか行く機会がない松本城公園で小さな白い梅の花を見た。開花を知らせる1週間前の記事によると、昨年より半月早い。福岡・太宰府天満宮の梅が届くよりも早く咲くとは◆福岡・長崎の物産展は井上本店で20日まで。試食を勧める声がにぎやかな会場で、高菜漬けと半熟生カステラを求めた。冬場の街でカレーを食べよう―。「松本カリーラリー」という企画を初めて知る。5年目だとか。チキンカレーを注文した店のレジで、スタンプ帳をもらう客もいた◆松川村のすずむし荘に足を延ばした。土・日曜のみ販売している黒豆コロッケを買う。揚げたてを同僚に振る舞うと「もっと黒豆の存在感があっても―」との評だった。これから普及を進めるそうだ。コロッケ目当てに村を訪れる人が増えるといい。以上、紙面の"現場"を訪ねた次第◆ささやかながら地域経済に貢献できたか。「外出はまだ」と二の足を踏む向きには読書をお薦めする。紙がすっかり黄ばんだ文庫版の『堕落論』を書棚から取り出す。坂口安吾が今の時代に生きていたら何と書くだろう。きょうは安吾忌。