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塩尻の前田姉妹 スキーのジュニア世界選手権に初挑戦

ジュニア世界選手権に向けて意気込みを見せる姉の知沙樹さん(左)と茉里乃さん

 松商学園高校出身で松本大学2年の前田知沙樹さん(20)=塩尻市峰原=と、妹で松商高3年の茉里乃さん(18)=同=姉妹が、2月18日にイタリアのヴァル・ディファッサで開幕するアルペンスキーのジュニア世界選手権大会に出場する。ともに初のジュニア世界選手権への挑戦だ。2人はこれまで世界を見据えて練習に励んできており、念願のジュニア世代の大舞台で、姉妹そろって得意の回転で上位進出を目指す。

 知沙樹さんは国際スキー連盟(FIS)ポイントランキングで現在、女子回転で世界130位。国内では5位で、大会出場資格を持つ平成10~ 14生まれの国内選手ではトップとなり、選考基準を満たした。茉里乃さんは昨年12月の全日本スキー選手権大会で7位となり、2本目に最速ラップをたたき出すなど平成12~14年生まれの選手でトップの成績を残して出場権を獲得した。日本代表女子4枠のうち二つを姉妹で占めた。
 2人とも夏場のグラススキーでは世界大会に出場し、上位の成績を収めている。しかし、雪上では知沙樹さんは、過去2回出場した世界大会で、ともに途中棄権と結果を残していない。茉里乃さんは初の世界大会で、立場は違うものの、ともに今大会に懸ける思いは強い。
 今季は苦い経験をしてきた。知沙樹さんは優勝を狙った全日本選手権で途中棄権。インターハイ優勝を見据えていた茉里乃さんは、予選となる1月の県高校総体でミスから順位を大きく落とし出場権を逃した。2人ともレース後は落ち込んだものの、ジュニア世界選手権の出場が決まったことで「次の目標に向かって頑張ろうと思う機会をもらった。今後の糧になる」と声をそろえる。
 大会には回転と大回転の2種目に出場する。知沙樹さんは「世界で自分の力が出せるのか、通用するのかを経験したい。優勝を目指す」。茉里乃さんは「初めてなので、まずは世界のレベルを感じたい。出るからには上を目指す」と力を込めた。
 2人は30日、塩尻市役所を訪れ、小口利幸市長を表敬した。

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