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万水川 千年桜の名所に 安曇野 今春に植樹 協力募る

 安曇野市内を流れる万水川沿いにたくさんのエドヒガンの桜を植えて新名所にしよう―。そんな構想を掲げた市民プロジェクトが持ち上がっている。庭師や音楽家、デザイナーなどの住民有志が昨年11月に「千年桜 桜の会」を結成し、3月にも苗木の植樹を始める方向で準備を進めている。残雪の北アルプスや清らかな水を背景に、末永く桜が咲き誇る風景が期待できそうだ。

 会員9人が30日、豊科南穂高のビレッジ安曇野に集まり、植樹スペースの確保や苗木の調達、今後製作する「千年桜」のステッカーのデザインなどについて協議した。今年はまず、万水川の最下流部に植える計画だ。
 会によると、苗木は穂高交流学習センター・みらい付近にあるエドヒガンと同じ自生種を使う。苗木のオーナー制度を用いて広く参加を募り、オーナーが記念日に植樹したり、生育の様子や満開の花を見に毎年訪れたりしてにぎわう姿を思い描く。
 市内にある水辺の桜は黒沢川や拾ケ堰などにあるが、多くは一般的に寿命が60年ほどとされるソメイヨシノだ。エドヒガンは全国に巨木や、千年を超えるとされる古木がある。会長を務める穂高北穂高の庭師・高橋隆蔵さん(70)は「日本人が古くから付き合ってきたのがエドヒガン。万水川は流路が北アルプス連峰と同じ南北方向なので、雪山を背景に『堤桜』の写真が撮りやすく、とてもいい所」と強調する。
 同会は植樹スペースを確保しながら順次本数を増やし、いずれは観桜会やコンサートを開く方針だ。新会員や協力者、オーナーを募集している。問い合わせは会員の河内山秀彦さん(電話090・1237・4430)へ。

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