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木曽・開田高原 厳寒の世界

 30日朝の木曽地方は、晴れて地表の熱が奪われる放射冷却の影響で、各地で厳しい冷え込みとなった。県内最低の氷点下17・0度を観測した木曽町開田高原では、川沿いなどで霧氷が見られた。冬枯れした木々は枝の先まで「氷の花」に覆われ、厳寒の光景が広がった。

 霧氷は大気中の水蒸気が樹木の枝に付着し、氷結する現象だ。開田高原を流れる末川に架かる大屋橋近くは撮影スポットといい、多くの写真愛好家がカメラを向けていた。「氷をまとった木々に朝日が差す瞬間が美しい」と、盛んにシャッターを切っていた町内福島の青木敬次さん(68)は「今季で一番の霧氷だ」と満足そうに話していた。
 気温よりも水温が高いために川面から立ち上る「川霧」も見られ、神秘的な雰囲気を漂わせていた。

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