教育・子育て

自由な図書館、10代が描く 塩尻で「しおりフェスティバル」

部員たち一押しの書籍がおしゃれに配架された特設スペース
 若者たちの理想の図書館像を実現させた「しおりフェスティバル」が26日、塩尻市市民交流センター・えんぱーくで始まった。本年度発足した市立図書館の学生ボランティアグループ「しおり部」が開く初めての催しで、固定観念にとらわれない、新しい図書館の在り方を提案している。27日まで。(有賀文香)
 しおり部に所属する市内外の高校生や短期大学生が企画・運営している。推理小説の世界を寸劇にして謎を解く「演劇推理ショー」や、しおりとブックカバーを作るワークショップ、市立図書館内を巡る「図書館謎解きスタンプラリー」などがある。  特設の書架には部員たちが書店に足を運んで選書した約400冊が並んだ。歴史書や哲学書、小説のほか「おススメ漫画本」「仕事と勉強」といったジャンルも取りそろえ、若者の感性が満載だ。閲覧には喫茶店風の空間と、クッションに寝そべりながら読書できる空間の2種類を利用でき、部員の大和花雪さん(18)=東京都市大塩尻高校3年=は「くつろぎながら楽しく過ごして」と話していた。  同部は青少年の図書館利用の低迷を背景に、市立図書館の呼び掛けで昨春発足した。部員たちの発想やアイデアは実際の図書館運営にも生かされている。  フェスは午前10時~午後3時で入場無料。