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楽都に響く豊かな音色 SKOブラスのツアー始まる

 国際音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)に出演するサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)の金管・打楽器奏者によるSKOブラス・アンサンブルの全国ツアーが24日、松本市音楽文化ホールで始まった。世界の第一線で活躍する名手たちが豊かな音色を紡ぎ、会場を埋めた675人を魅了した。
 SKOメンバーらが師事した故・齋藤秀雄さんが練習曲として好んだゆかりの曲、バッハの「シャコンヌ」をはじめチャイコフスキー「白鳥の湖」より、ザ・ビートルズのメドレーなど幅広く奏でた。伸びやかなメロディーや力強いハーモニーなど曲ごとに巧みに表情を変え、声を出したり指を鳴らしたりといった演出も交えて多彩なステージを繰り広げた。
 信州大学交響楽団でトランペットを担当する理学部1年・大島友朔さん(19)は「憧れの奏者ばかりで、それだけでも感動。言葉に表せないほどすごい演奏だった」と感激していた。
 OMFの特別公演となる2年ぶり2回目のツアーで、31日まで全国7カ所を巡回する。メンバーは平成27年のOMF室内楽プログラム出演者を中心に、前回と同じくベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などで活躍する12人がそろった。