地域の話題

軒先でお茶を一杯、縁つなぐ場に 明科・山崎さん宅のカフェ

のきさきカフェの庭で談笑する来店者たち
 安曇野市明科七貴の山崎雅子さん(60)が自宅で営むカフェ「のきさきカフェ」が、母親たちが手作り品を販売したり、趣味の催しを開いたりと地域の憩いの場になっている。蔵の窓をカウンターに改造したテイクアウト式のカフェだが、庭で休みながらお茶を飲むこともでき、散歩がてら立ち寄るお年寄りも多い。季節の行事を楽しむ機会もあり、節分の2月3日には豆まき会を開く。
 庭にテーブルと椅子を置いてあり、今の季節はまきストーブを囲んで来店客がくつろぐ。手芸品やせっけん、農産物加工品などを作る人に勧めて、販売の機会を提供している。  客同士の出会いから生まれた催しもある。穂高の黒岩よしえさん(36)と松川村の宮本えみさん(38)はそれぞれ友人を通じてカフェを知り、趣味や子育ての話題で意気投合した。カフェで月1回アロマオイルの講習会と手相占いを開くようになった。宮本さんは「自分の技術を生かせる場があるのが、子育ての自信や余裕にもなっている」とほほ笑む。  カフェのチラシなどをデザインしている生坂村の濱野恵里加さん(46)は「来るたびに人との出会いがあって楽しい」と話す。夫の和之さん(46)もすっかり常連だ。  小学生が育てた花を飾ったり、夏には子供向けに30円でかき氷を振る舞ったりと地域交流の場になっている。  生まれ育った地元に恩返しをしようと、昨年5月にカフェをオープンさせた。山崎さんは「季節の行事を子供たちに伝えたり、地域をつないだり。若者や母親を応援する場にもなればうれしい」と話している。  2月3日午前10時からの豆まき会では、ぼたん鍋を300円(限定50食)で提供する。10時半からたて琴の演奏があり、正午から「豆餅」をまく。  国道19号の木戸橋から長野方面へ1キロほどの場所に、カフェへ入る目印看板がある。営業時間は午前8時~午後5時で不定休。駐車スペースが狭いため、来店前の連絡を勧めている。問い合わせは山崎さん(電話番号090・4180・3192)へ。

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