政治・経済

山形のスカイランドきよみず 指定管理者を募集

平成32年4月からの指定管理者の募集が始まるスカイランドきよみず

 山形村は2月1日、清水高原の宿泊交流施設・スカイランドきよみず(SK)の指定管理者の募集を始める。現在の指定管理者が担っている期間(平成27年4月~32年3月)の満了を見越して、次の5年間(32年4月~37年3月)の指定管理者を選ぶ作業に入る。SKは慢性的な赤字経営が続く一方、村民の福利厚生や観光客などの受け入れの拠点になっている。村は指定管理者の選定と並行して、今後の望ましいあり方を検討する方向だ。

 SKは平成7年7月にオープンした。鉄筋コンクリート造り地上2階・地下1階延べ3863平方メートルで、レストランや浴室、広間、18の客室などを備える。開業から23年間が過ぎ、売りものの眺望が周囲の立ち木にさえぎられており、施設の抜本的な手直しが施されていないなどの課題がある。
 標高1300メートルの高地にあることもあり、冬期の客足が伸び悩む。毎年の最終損益は赤字基調で、29年度も1125万9000円の最終赤字だった。村は指定管理料として年間1695万6000円を支出しているが、赤字は解消していない。指定管理料には赤字補填の意味合いがあり、今回の指定管理者の募集で、応募者に金額の提案も求める。
 一方、本庄利昭村長は新年度、SKなど公共施設のあり方を考える検討委員会を設ける方針だ。SKについては活用方法だけでなく、村民の福利厚生(保養)と観光振興の両面で期待される設置効果に指定管理料の支出が見合うかどうかや、今後の改修・修繕などをどうするのかも検討対象になりそうだ。
 本庄村長は「SKは村に訪れる交流人口を増やす材料で、季節にもよるが、時代の変化を考えると観光に軸足を置くべき。村民と共に今後を探りたい」と話す。検討委に自身の考えを伝えつつ、宿泊施設の専門家の考えも踏まえて議論できる形を整える考えだ。
 新指定管理者の応募は3月1日まで受け付ける。問い合わせは村総務課(電話0263・98・3111)へ。

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