地域の話題

松本で陸自隊員が出勤中に刺傷 傷害容疑で捜査

  23日午前8時ころ、陸上自衛隊松本駐屯地(松本市高宮西)から「隊員がけがをした」と119番通報があった。松本署や消防などで調べたところ、同駐屯地の第13普通科連隊所属の3等陸尉の男性(33)が刃物のようなもので腹部を刺されてけがをしていた。男性は市内の病院に運ばれたが、命に別条はなかった。男性は出勤途中に、松本市野溝木工1の市道で何者かに刺されたとみられ、同署は傷害容疑事件として捜査を進めている。

 松本署によると、男性隊員は同日朝に駐屯地から南東に約700㍍離れた路上で刺されたとみられる。事件発生当時は1人で歩いており、迷彩服を着ていた。松本駐屯地広報などによると、男性隊員は歩いていたところ誰かとぶつかったといい、駐屯地に着いてから血が出ていることに気付いた。長さ3㌢ほどの傷があり、医務室の隊員が119番通報した。救急隊員が刺し傷の可能性があるとして、警察に通報した。
 松本署は、殺人未遂容疑も視野に犯人の行方を追っている。事件を受け、松本駐屯地は全隊員に帰宅する際は気を付けるよう注意を呼び掛けたという。
 現場は開明小学校南側にある住宅街の幅4㍍ほどの市道で、車の通行量が比較的多い場所だ。近くに住む女性(43)は「3歳と5歳の小さい子供が外で遊ぶこともある。早く犯人が捕まってほしい」と不安そうだった。迷彩服の自衛隊員が通勤しているのを見たことがあるという男性(71)は「他にも被害が出なければいいが...」と早期解決を願っていた。

連載・特集

もっと見る