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御嶽海が23日から再出場 結びの一番で横綱・白鵬戦

 左膝付近のけがで大相撲初場所(両国国技館)7日目の19日から休場していた西小結・御嶽海(26)=上松町出身、出羽海部屋=が11日目の23日から再出場することが22日、決まった。西横綱・白鵬(宮城野部屋)との対戦が結びの一番で組まれた。御嶽海の再出場が決まると、郷里の木曽地方には期待の声が広がった一方で「頑張ってほしいが無理をしないで」と心配する声も聞かれた。

 御嶽海を子供の頃から指導する県相撲連盟選手強化副部長の中村協和さん(72)=木曽町福島=は「期待と心配が半々」とする。木曽西高校(現木曽青峰高)の相撲部在籍当時、けがを押してインターハイに出場した経験がある中村さんは「けがが悪化するリスクを承知の上での決断だ。なんとしても(勝ち越して)三役の座を守りたいという強い意志そのもの」と話す。勝ち越しを懸ける5日間を「序盤戦の相撲勘が体に染みついていれば結果は残るかもしれない」とみる。
 御嶽海の母校・木曽町中(木曽町、在学時は福島中)の2年生で相撲部主将・澤口練君(14)は「けがを治しつつ活躍してほしい」と願いつつ「あきらめない姿勢はすごい。見習いたい」と話した。上松町公民館では、23日午後5時ころから、テレビ中継放送を大画面で見るパブリックビューイング(PV)が開かれる。御嶽海後援会と木曽ひのきっ子ゆうゆうクラブの共催で地域住民が御嶽海の復帰戦に声援を送る。
 御嶽海は初日から5連勝と好調だったが、6日目の東小結・妙義龍戦で左膝の上の腱を痛めた。10日目終了時点で5勝2敗3休となっている。今場所無敗の白鵬とは、一つの不戦勝を含めて過去2勝7敗、御嶽海の3連敗中だ。直近の対戦だった昨年9月場所では、約1分20秒に及ぶ熱戦の末に敗れた。