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少年野球松本に新チーム

 少年硬式野球・リトルリーグで11~13歳の小学6~中学2年生を対象にした枠組み「インターミディエット」の新チーム「松本連合」が松本地域で初めて発足した。リトル独特のルールから一般的な野球ルールに段階的に移行する利点に加え、小学6年生の秋の大会を最後にチームを引退する選手が、中学硬式野球のクラブチームや中学校の部活に入るまでの空白期間をなくすことができる。県内では松本連合と東北信地域の計2チームが発足する予定だ。19日には松本市の芝沢小学校グラウンドで松本連合の12選手が練習を行い、5月の全国大会を目標に始動した。

 松本連合はリトルの松本南、松本東、波田の3リーグが連合チームを結成し、少年軟式野球チームを卒団した2選手も加わる。中学1年生が1人、小学6年生が11人で、女子選手も1人参加する。
 インターミディエットはリトルと一般的な野球の中間の塁間で、離塁やけん制などリトルでは採用されていない正規のルールも盛り込む。渡辺晋監督は「(中学硬式野球チームの)シニアや中学校の部活に入る前に、本来の野球にスムーズに対応できるようになる。新しい仲間と短期間でどれだけ成長できるかも楽しみ」と話す。軟式野球出身選手にとっては硬式球に慣れる移行期間にもなる。
 唯一の女子選手で、軟式野球出身の宮下琉魅夏さん(12)=波田小6年=は「シニアに行こうと思っているがいきなりだと怖い。しっかりと硬式に慣れたい」と話し、リトル出身の野本大雅君(12)=芝沢小6年=は「塁間などリトルと感覚が違った。早く慣れて全国で優勝を目指したい」と意気込む。
 松本連合を構成する3リーグはこれまで、ほとんどの6年生が中学1年生までチームに所属していたが、ルール改正で4~8月生まれの選手は6年生の秋で引退となった。中学までの数カ月間のブランクを解消するための対応でもあり、リトルリーグ信越連盟中南信ブロックの中平寿文理事長は「野球から一時的に離れる期間をなくせる」と効果に期待する。
 今後は、4月の全国大会の出場権を懸けた信越大会に向け、週末を中心に練習に取り組む。全国大会は5月にあり、勝つとアジア太平洋大会を経て8月の世界大会につながる。

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