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真冬にきらめく氷のともしび 麻績でキャンドルまつり

温かみのある光に包まれた会場

 真冬の麻績村の夜景をろうそくの明かりで彩る催し「おみの星空キャンドルまつり」が19日夜、宿泊施設・シェーンガルテンおみで開かれた。氷で作った容器に入れたり、縦に割った竹の上に立てたりしたろうそくや発光ダイオード(LED)の光がともされた美しい会場の光景を、村内外から訪れた人たちが楽しんだ。

 バケツでかたどって中空になるように凍らせ、中にろうそくを仕込んだ容器を多数用意した。村の草花を閉じ込めて光を通すと面白い模様が透ける氷や、組み合わせて並べた板状の氷も含め、約1300個の氷で会場を飾った。おみ保育園や麻績小学校の子供たちが「夢」をテーマに描いた絵も並べられた。
 用意されたキャンドルの全部に火がともされるのを待っていたかのように日が沈むと、ろうそくのオレンジ色がかった温かみのある光が会場に浮かんだ。点火式で高野忠房村長は「こうした冬のイベントが、この地に根付けばうれしい」と期待していた。
 家族3人で訪れた筑北村坂北の会社員・渡辺誠一さん(48)は「幻想的な雰囲気ですてきだと思う」と会場の光景を楽しんだ。
 村の地域おこし協力隊13人が中心になり、昨秋に準備を本格化させた。地域の人たちも協力している。「本当にきれい」と話す人がいたといい、協力隊の杉山亜友美さん(39)は「準備は大変だったが報われた。美しい星空と共に会場の光景を楽しんでもらえるまつりが、麻績村に足を運んでもらうきっかけになればいい」と話していた。