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大口沢の急カーブ改良へ 事故多発 橋架け直線道に

 県安曇野建設事務所(安曇野市豊科)は、安曇野市豊科田沢の国道143号・大口沢と国道19号・田沢北を結ぶ県道安曇野インター堀金線の改良工事を進めている。急カーブで事故が多発し、地元要望が強かった田沢北に近い箇所に新たに橋を架け、カーブをショートカットする直線道路を設ける。現在は橋台を造る工事が行われており、平成33(2021)年度中の使用開始を目指す。

 計画だと四つの橋台を造り、延長が22メートルと20・5メートルの2本の橋を架ける。現道の下を流れる濁沢川で囲まれたエリアに盛り土をし、28年度から29年度にかけて二つの橋台を造った。現在は三つ目に取り掛かっており、四つ目は31年度中に着手する。
 水分の多い土壌のため、高さ5・8~9・3メートルの橋台は地中にしっかり固定する。直線道路となる改良区間は200メートルで、橋の上部工を含めた工事は32年度以降を予定している。用地取得費も含めた総事業費は約3億円を見込む。
 県道のこの区間は、松本市方面と安曇野市方面を結ぶ通勤道路として多く利用されている。27年10月に行った調査では、午前7時~午後7時の12時間の交通量は8344台だった。多くが通勤時間帯に集中しているため、道路改良で交通の円滑化を図る。
 安曇野建設事務所の整備課は「工事は渇水期の11~4月に集中して取り組んでいる。通勤に利用する人が多い道路であり改良を通して利便性を高めたい」としている。