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安曇野市商工会館 建設見直し 必要性含め検討

 安曇野市商工会の高橋秀生会長(72)は16日、市民タイムスのインタビューに応じ、本支所の統合とともに建設を計画していた新商工会館について、建設候補地だった豊科新田の市有地の用地確保が困難になったとして、計画を抜本的に見直していることを明らかにした。厳しい財務状況を踏まえ「身の丈を考え、建てるか建てないかも含めてゼロから検討している」とし、来年3月末までに具体的な方向付けをする方針を示した。

 高橋会長は昨年5月の就任から8カ月になる。商工会が先週開いた賀詞交歓会では、役員改選前に設置されていた支所再編と新商工会館建設の検討組織を「統合本所建設検討委員会」とその小委員会に改編し、再検討していることを明かした。
 高橋会長はインタビューで、国道147号「新田北」交差点近くの建設候補地の用地交渉が行き詰まり「全てゼロからの出発になった」とした。検討委では「多額の借金をして次代に残すのはやめよう」と決めたといい、必ずしも建設ありきではなく、建て替えるにしても身の丈に合った予算規模で行うべきだとした。
 ただ、旧町村単位に5カ所ある支所の統合は、運営の効率化に必要だとして実施する方針を変えていない。検討期間はおおむね2年間とし、来年3月には本支所統合の姿や、新商工会館建設の必要性、建設する場合の用地、規模、施設機能などを具体的に決める方針だ。