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空き家を障害者支援センターに 南木曽町が4月開所に向け改修中

 南木曽町が、増え続ける空き家対策の一環として初めて手掛ける、田立の民家改修が順調に進んでいる。木造2階建て延べ約139平方㍍の空き家を町が取得し、耐震性や断熱性を高め、床に段差がないバリアフリーの建物にする。現在は旧蘭小学校校舎にある「障害者地域活動支援センター」を移し、地域住民も利用できる交流施設として、4月の開所を目指す。

 少子高齢化や核家族化を背景に、町内の空き家は増加傾向にある。現在は300戸ほどのの空き家があるとみられ、町は本年度、国の支援事業を活用して対策に乗り出した。対策には活用と除却の両面があるが、田立の民家改修は最初の活用事例となる。用地取得、工事費などを合わせた総事業費は約2900万円で、約1100万円の国補助を受ける。
 改修は2月には完了する見通しで、現在は耐震性を高める工事などが進む。1階には南向きの広い作業スペースがあり、居心地の良い場所になりそうだ。障害者地域活動支援センターは障害者が余暇活動をして日中を過ごす場所で、住民課の担当者は「ぜひ地域の方も利用者と交流をしていただければ」と話している。