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67%が「麻績との合併求める」 筑北・坂井地域の住民アンケートで

民間委譲の計画が浮上し、アンケートを実施する契機となった草湯温泉冠着荘
 筑北村坂井地域の区長連絡協議会がこのほど18歳以上の地区住民全1014人を対象に、地域活性化に向けて隣の麻績村との合併についての賛否を尋ねるアンケートを実施したところ、「麻績村との合併を求める」と回答した人が67%を占めた。「合併は困難であるため、現状の枠組みの中で地域活性化を考える」の27%を大きく上回った。
 昨年10月に実施し、全体の71%に当たる721人から回答を得た。  アンケートでは4項目を立て、麻績村との合併については推進か、現状の枠組みで考えるか、その他―の三つから選んでもらい、意見を書き込めるようにした。「その他」は5%だった。  他に合併を前進・実現するために必要なことや、合併を求める住民大会への参加の意思も選択式で尋ね、活性化を図る方策を自由回答で求めた。  合併を推進か、現状の枠組みで考えるかを聞いた設問の記述欄には、推進の立場から「筑北地域が一つになることは望ましいが麻績村に(合併の)意思があるのか」「両村長の話し合いが先」といった意見があった。現状の枠組みの立場では「合併の検討は必要だが、地域活性化のために何が必要か考えなければ」などと書かれていた。「その他」を選んだ人の中には「合併にメリットがない」と、合併自体に否定的な主張もあった。  同協議会は昨年末、結果を関川芳男村長に報告し、合併の検討や公平な行政運営など4点を要望した。宮下隆文会長は「住民の意見をしっかり受け止めてほしい」とした。関川村長は、市民タイムスの取材に対し「『筑北村は一つ』を掲げて取り組んでいる途中の段階で、残念だ」と話した。  昨年浮上した坂井地域の村温泉施設・草湯温泉冠着荘の民間委譲計画などを契機に、住民の間に他地域との不平等感があるとして、住民の意見を聞き取るために行った。結果を踏まえ、同協議会は20日午後2時から、坂井公民館で「筑北の明日を考える坂井地域対話の集い」を開く。

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