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松本あめ市 塩取り熱く

 商都・松本の新春を彩る「松本あめ市」(実行委員会主催)は2日目の13日、松本市中心街の主な通りを歩行者天国にして多彩な催しが行われた。あめ市由来の故事「敵に塩を送る」にちなんだ綱引き「塩取合戦」や、縁起物の福あめの販売、みこしの練り歩きなどがあり、2日間で約12万人(主催者発表)が訪れた。

 塩取合戦は、本町1丁目町会の上杉方と本町2丁目町会の武田方に分かれて本町通りで行われた。双方ともその場で募った老若男女各100人も参加し、塩俵を祭る「お塩神様」の前で力いっぱいに綱を引き合った。今年は2勝1敗で上杉方が勝って昨年の雪辱を果たし、毎年家族で参加している塩尻東小学校6年・桑原麻緒さん(12)は「勝ててうれしい。平成最後の良い記念になった」と喜んだ。
 家族であめ市に訪れた朝日村西洗馬の会社員・上條敏明さん(50)は長男・晄生ちゃん(5)のために福あめを買い「顔がたくさんある福あめのように人の縁が切れない良い一年を」と願った。