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20歳の門出、晴れやかに 松本、塩尻、安曇野の3市で成人式

式典会場を埋め尽くす振り袖やスーツ姿の新成人たち(松本市)

 成人の日(14日)を翌日に控えた13日、松本市と塩尻市、安曇野市でそれぞれ成人式が開かれ、計4193人(男性2084人、女性2109人)が大人の仲間入りをした。平成最後の成人式となり、各会場では華やかな振り袖や真新しいスーツに身を包んだ新成人が、懐かしい恩師や友人らとの再会を喜びながら、改元後の新しい時代を担っていく思いを新たにした。

 松本市では昨年より4人少ない2328人(男性1150人、女性1178人)が対象となった。市総合体育館で開かれた式典では、今年J1で戦うサッカー松本山雅FCの反町康治監督らのビデオメッセージや、目標を書いたフリップを手にする新成人の仲間が登場する企画映像が流された。
 菅谷昭市長は「これからの人生に自分らしい彩りを加えていくことを期待する」と激励し、新成人を代表して松本秀峰中等教育学校の卒業生で大学2年生の倉石東那さん(20)が「感謝の気持ちと松本市で生まれ育った誇り、成人としての決心を心に刻み、これからの人生を歩んでいくことを誓う」と力強く述べた。
 塩尻市では昨年より10人少ない774人(男性402人、女性372人)が成人した。市レザンホールで開かれた式典で、小口利幸市長は「経験に縛られない行動力と、既成概念にとらわれない発想力で社会に貢献してほしい」と式辞を述べた。新成人を代表して米窪翔偉さん(19)が「自分の行動に責任を持ち、大人の一員として精いっぱい頑張っていきたい」と誓った。記念行事では中学生時代の写真が大きなスクリーンに映し出され、画像が切り替わるたびに笑い声が上がった。さまざまな景品が当たる抽選会も行われ、盛り上がった。
 安曇野市では昨年より44人多い1091人(男性532人、女性559人)が成人を迎えた。豊科南穂高の安曇野スイス村サンモリッツで式典が開かれ、市内中学校の合唱部と一緒に市歌を斉唱した。宮澤宗弘市長は式辞で「社会と自分の関わりを見つめ直し、見識を深めて」と激励した。長野高専で学ぶ小穴純豊さん(20)=三郷温=が新成人代表であいさつし「エンジニアとして生活を豊かにできるようなものづくりに関わりたい」と将来の抱負を述べた。交流会では卒業アルバムの写真が映し出され、懐かしさに思わず歓声が上がった。