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木曽の土俵、熱気帯びる 相撲連盟が新年初稽古

 木曽相撲連盟の新年初稽古が12日、木曽町民相撲場の屋内運動場であった。木曽少年相撲クラブに所属する保育園児や小中学生30人ほどが高校生らの胸も借りながら、みっちり汗をかいた。四股踏みやすり足といった基本的な動きに磨きをかけ、力のこもった稽古で一年の第一歩を踏み出した。

 申し合いでは、何度負けても土俵に向かう子供たちの姿があった。指導者から「真っすぐ当たれ」「脇を締めろ」と指示が飛び、力相撲と土俵際の粘りが周囲を沸かせた。連盟顧問の三村喜一郎さん(87)は「気迫と気力がこもった充実した稽古だ。土俵際で『負けないぞ』と踏ん張る姿勢も素晴らしい」とうなずいた。
 木曽町中学校2年生の相撲部主将・澤口練君(14)は、今年の部の目標に全国大会出場を挙げて「主将として部を引っ張る」と意気込んだ。福島小学校6年生の中谷良典君(12)は「4月から中学生になるので、より稽古を頑張りたい」と目を輝かせた。
 クラブの子供たちにとっては、4月に木曽町で開かれる大会が当面の目標となる。田島大助監督(45)は「一人一人が目標を掲げ達成しようと頑張っている。われわれはその手助けをしたい」と見守っていた。