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山形村図書館の人気書籍ベスト10決定 貸し出し数をランキングに

平成30年の山形村図書館の貸し出し上位の本と関連の本

 山形村図書館は平成30年の貸し出し回数ランキングをまとめた。12月中旬までで最多だったのは、30年の「本屋大賞」に選ばれた辻村深月さんの長編小説『かがみの孤城』で、23回だった。お笑いタレントの矢部太郎さんのエッセイ風漫画『大家さんと僕』が22回で2位、小川糸さんの小説『キラキラ共和国』と読み継がれてきた吉野源三郎の小説を漫画化した『漫画君たちはどう生きるか』が共に21回で3位になった。

 5位は東野圭吾さんの『マスカレード・ナイト』、6位は浅田次郎さんの『おもかげ』と垣谷美雨さんの『定年オヤジ改造計画』、東野圭吾さんの『魔力の胎動』、9位は群ようこさんの『かるい生活』と佐藤愛子さんの『九十歳。何がめでたい』だった。
 本屋大賞受賞などで話題になった本に注目が集まった。村内の喫茶店のケーキを食べながら、1冊ずつ持ち寄った本を参加者が紹介し合う村図書館の「ブックカフェ」で取り上げられた本の貸し出しが増える村ならではの事情もランキングに反映した。担当者は「話題の読み物が上位になる傾向がある」と解説する。
 村図書館は毎年3月にジャンルごとの貸し出し統計をまとめ、挙がった本を館内で特集している。一般書架に入ると目立たなくなる本を再度取り上げ、より多くの人たちに手にとってもらおうという考えがあり、ジャンルごとの上位10冊(小説などの文学は50~100冊)を紹介する。年度内に受け入れた本のリストも配っている。