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松川が130年の節目に村歌制定へ 絆紡ぐ歌詞と曲を募集

松川村のシンボル・有明山を映す水鏡の田園風景。村の魅力を盛り込んだ村歌を募集する

 松川村は今年、村制施行130周年を記念し、初めて「村歌」を作る。節目の年に歌を通じて村民の絆を強め、村への愛着を深めてもらいたいと願い、村歌制定を決めた。村の魅力を歌い込んだ村歌を全国に広く募る。10月に開催する記念式典でお披露目する計画だ。

 応募は「作詞と作曲」を合わせて1作品とする。「作詞のみ」「作曲のみ」の応募はできないが、作詞する人と作曲する人が別でも、合わせて1作品にすれば応募できる。複数作品の応募も可能だ。
 タイトルは「松川村歌」で、歌詞は村の歴史や文化、自然などを題材にする。副題を付けたい場合は添える。
 有識者らの村歌制定委員会が審査し、最優秀賞1作品を決めて村歌に制定する(該当なしの場合もある)。最優秀賞の受賞者には賞金30万円を贈る。募集は5月31日までで、郵送の場合は当日消印有効。
 村は明治22(1889)年に発足した。村歌はないが、「正調安曇節」「北安曇郡歌」「松川小唄」「松川村賛歌」など、村の風土や歴史を詞に込めた曲が歌われてきた。
 村歌制定については、昨年の村議会9月定例会で議員提案があり、村側が検討していた。平林明人村長は「長く親しまれ、歌い継がれる村歌の誕生を期待したい。幅広い世代が歌い、元気になり、絆が深まる歌にしたい」と話している。
 応募用紙は役場やすずの音ホール、村内の宿泊施設・飲食店に置く。音楽教育をしている県内の大学や高校にも募集を案内する。