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木曽署管内の人身事故 昨年は最少の58件

 木曽警察署管内で、昨年1年間に発生した人身交通事故は58件(前年比7件減)で、統計の残る昭和41年以降、最も少なかった。昨年は秋まで前年同月を上回るペースで事故が発生していたが、10月に減少に転じた。58件のうち、国道19号での事故と、65歳以上の高齢者のかかわる事故が例年と同様に高い割合を占めており、同署は引き続き、両対策に力を入れる方針だ。

 国道19号での事故は58件中34件で、全体の58・6%を占めた。高齢者がかかわる事故は53・4%に当たる31件で、高齢者が起こした事故も16件と27・6%を占めた。県外ドライバーの事故は、3割に当たる18件だった。
 同署は昨年、事故の多い5月と10月に、国道19号沿いに赤色灯を点灯したパトカーを駐留させる「木曽路関所のレッド作戦」を始め、19号の事故防止対策に取り組んだ。木曽シニア安全・安心推進員を対象に、自動ブレーキなどを搭載した「安全運転サポート車」の体験会を初開催するなど、高齢者対策にも重点を置いた。
 同署交通課の米山哲史課長は「一定の成果が表れた。引き続き、国道19号と高齢者対策をメインに活動したい」と話している。
 死者は2人(前年比2人増)で、7月に木曽町日義の町道で近くの男性(54)が、9月に木祖村小木曽の山林内を通る未舗装道路で近くの男性(68)が、いずれもバイクの単独事故で死亡した。けが人は75人で前年に比べて15人減少した。