政治・経済

安曇野市 人口9万7800人 減少続く

 安曇野市の1月1日現在の人口(速報値)は9万7800人(前年同日比256人減)で9万8000人を切った。転入、転出の差を示す「社会増減」は昨年1年間で231人増となったものの、出生、死亡の差「自然増減」は523人減となったことが要因で、7年連続の減少となった。世帯数は3万9692世帯(同372世帯増)と年々増え、核家族化の進行や単身世帯の増加を反映している。

 1月1日時点の住民基本台帳人口は平成20年の9万9719人をピークに減少傾向をたどり、29年2月に初めて9万8000人を切った。その後再び増えた時期もあったが、昨年6月以降は9万8000人を下回る状況が続いている。
 旧5町村の地域別では、三郷を除いた4地域は前年を下回った表。堀金と明科は100人を超える減少で、高齢化の進行がうかがえる。人口が唯一増えた三郷は、65歳以上の割合が28・58%と5地域で最も低く、一日市場などを含む明盛地籍と、温地籍で人口が増えた。
 世帯数は各地域で増加したものの、5地域で世帯数が最多の穂高は157件増、最少の明科は4件増と地域差が広がっている。穂高地域の穂高地籍は前年から約90世帯増と伸びが突出しており、穂高駅周辺などの宅地造成が影響しているとみられる。
 県が公表した平成29年の年間人口(国勢調査ベース)によると、安曇野市は「社会増」の人数が全77市町村で最も多く、人口減少率は19市で低い方から数えて上位にある。市は、進行する人口減少のペースを抑えて2025年度人口を推計値より多い9万1000人とする目標を掲げ、子育て支援や移住促進や空き家対策などに取り組んでいる。

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