教育・子育て

欠席や遅刻 メールで連絡 塩尻・丘中で試行 教職員の負担軽減

 塩尻市の丘中学校(湯本正芳校長、520人)が、生徒の欠席や遅刻の連絡をスマートフォンやパソコンで行えるシステムを導入している。教職員が始業前に、欠席連絡の電話を受け続けて仕事に支障を来すケースがあり、負担軽減の一環で試行している。保護者には時間に気兼ねなく連絡できるメリットがあり、同校によると順調な運用となっている。

 市教育センターのホームページ・げんばねっとに「丘中学校メール受付サービス」のページを設けている。関係者以外は非公開で、保護者が生徒の氏名、欠席や遅刻の理由などを書き込み、送信ボタンをクリックするとデータが学校に送られる。
 昨年9月10日に始め、9日までに367件の利用があった。平均で1日5件ほどで、事務職員が毎朝8時15分ころにメールを確認している。現在も電話やファクスで欠席・遅刻連絡を受けているが、竹腰益臣教頭は「電話連絡は半減した。システムは(負担軽減の)効果がある」と実感する。
 市教育委員会の職員と、小中学校の事務職員による「働き方改革」の研究グループで「保育園はメールで連絡できるのに、学校はできない」との意見が出て、無料のシステムを導入した。丘中事務主任の森村文昭さんは「運用はうまくいっている。さらに活用してほしい」と、昨年9月に配ったサービス内容が書かれたチラシを、8日に保護者に配り直した。
 システムは大規模校や、風邪やインフルエンザなどで休む生徒が増える冬場は特に役に立ちそう。市教委は「他校から(システム導入の)要望があれば、すぐに対応したい」と話している。

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