政治・経済

地域経済発展へ課題確認 松本商議所が賀詞交歓会

経済関係者ら約550人が出席した賀詞交歓会
 松本商工会議所は7日、松本市本庄1のホテルブエナビスタで、新春賀詞交歓会を開いた。市内の経済関係者ら約550人が出席して新年の幕開けを祝った。今年は松本山雅FCのJ1昇格、天皇陛下の退位に伴う改元、消費増税など大きな変化が続くことから、出席者からは期待や懸念など、さまざまな声が聞こえてきた。
 井上保会頭はあいさつで、消費税増税に伴う軽減税率、キャッシュレス決済のポイント還元への対応が最大のテーマだが、多くの事業者でその対応が進んでいないとし、「制度の周知を進めると共に、事業者の相談に乗っていく。加えて対応すべき地域課題は多様化が進んでおり、企業や地域経済の持続的な発展に向けて全力を尽くしたい」と述べた。  出席者は市民タイムスの取材に対し、それぞれの課題に対する考え方や見通しを語った。世界経済の先行きについて、泉精器製作所(笹賀)の志摩寿一郎社長は「グローバルで経済を語るのが難しい時代になっている。米中、日米、日欧など点と点の関係を個別に見ていく必要を感じる」と話していた。  明神館(入山辺)の斉藤茂行会長は、改元に伴って大型連休が十連休になることで「飛行機での遠出がしやすくなる。県営松本空港の札幌線、福岡線の利用促進につなげたい」とした。消費増税について、王滝(笹賀)の永瀬完治社長は「駆け込み需要、その反動を抑制する施策はあるものの、前後でじわじわ影響が出てくるだろう」と警戒していた。