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天蚕の魅力 作品や写真で やまこの学校 穂高で展示

 安曇野市穂高有明で昔から飼育されてきた天蚕について紹介する展示が1月末まで、穂高交流学習センター・みらいのギャラリースペースで行われている。天蚕文化の継承に取り組む市民団体「やまこの学校」(古田春江校長)と市図書館交流課の共催で、通年講座の受講者が制作した天蚕糸の作品や、生糸と手紡ぎ糸、天蚕の生態に関する写真パネルなどが展示されている。

 やまこの学校は平成25年度から毎年講座を開いている。本年度は4月から10月にかけて国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で全10回行い、県内外の約40人が飼育林の管理、幼虫や成虫の観察、繭の収穫、織り体験などを一通り学んだ。
 収穫した繭から取った、緑色の濃さや太さの異なる手紡ぎ糸などで織った布は約20点展示された。どれも模様や質感に個性があり天蚕糸の奥深さを感じさせる。古田校長は「くず糸もいい味が出ていて、それぞれに色合いがいい。天蚕の魅力を知ってほしい」と話している。
 月曜休館。午前9時~午後9時半。

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