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木曽谷で狼煙上げ 白煙に健康と幸せ願う

 南北約60㌔の木曽谷を煙でつなぎ、「木曽は一つ」との思いを表す新春の恒例行事「木曽谷狼煙上げ」が4日、木曽郡内5町村と塩尻市奈良井の計28カ所で行われた。午前10時半、ヒノキやスギなどの青葉を燃やした煙が晴れた空に一斉に立ち上り、参加者が見上げながら1年間の幸せや健康を願った。

 木祖村薮原の村民センターに近い通称・三角土場には、村民ら約30人が集まった。ドラム缶2本を縦につなげた狼煙台で、豪快に白煙を噴き上げた。煙が真っすぐ空に向かって伸びると、見守った住民らの歓声が響いた。
 狼煙上げは平成19年から続く。今年も郡内外の住民グループが携わり、全会場合わせて300人余りが参加した。木祖村内3カ所での点火の音頭を取ったNPO法人木曽川・水の始発駅の湯川喜義理事長(70)は、空高く上がる白煙を眺めながら「風がなく、例年以上にすばらしい狼煙だ。今年一年、良い年になってほしい」と願っていた。

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