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朝日西洗馬の村道、今夏開通 住宅地と役場の往来円滑に

建設工事が進む西洗馬の村道(向陽台住宅団地から県道方面を望む)

 朝日村は西洗馬で、第3期造成を行う向陽台住宅団地と県道御馬越塩尻停車場線を結ぶ村道の建設工事を進めている。鎖川右岸の河岸段丘の上に広がる住宅団地やその周辺の住宅と、県道を経由する村役場など公共施設や、村外との行き来を円滑にする目的がある。工事は来年度にかけて行われ、夏ごろの開通を目指している。

 住宅団地から見ると河岸段丘の下にあり、東西方向に延びている県道と交差する村道を南に延ばす。延長は342メートルで、2車線を確保する幅5.5メートルの車道を設け、幅2.5メートルの歩道を造る。総事業費は2億900万円を見込み、国の手厚い財政支援がある辺地債を活用する。
 地形の関係で路面に傾斜ができることや一帯の地質を踏まえ、排水対策に配慮した。全線に設ける側溝にはそれ自体が水を浸透させる機能を与え、県道に近い部分には浸透ますも設置する。
 現場周辺には送電線の鉄塔があり、村道は基部を避けるように建設する。宅地造成には適さない送電線の下の土地を有効活用する。工事は昨年9月に始まり、河岸段丘を切り通す掘削や擁壁の設置などの作業が進んでいる。来年度には舗装工事が行われる見通しだ。
 向陽台住宅団地は第1期と第2期の造成で合わせて48区画が分譲され、第2期が完売に近づいている。第3期は、第1期の造成地から建設が進む村道をはさんだ東側で造成を行う計画になっている。村外から移り住む人が多く、減少傾向の村の人口を下支えしている。

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