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坂北の臼井梅子さんが編みぐるみ100体 イノシシ4体も仲間入り

坂北荘に寄せられた編みぐるみ。手前のイノシシも早速“仲間”に加わった

 筑北村の日帰り温泉施設・坂北荘の玄関ロビーに100体以上の動物の編みぐるみが飾られ、入浴客を出迎えている。坂北の臼井梅子さんが手掛けており、平成23年から続ける。新年を祝うため「亥年」にちなんだイノシシ4体も登場した。

 イノシシの編みぐるみは、本物のイノシシを意識して作ったという親子と、服を着て座っているかわいらしいカップルが飾られている。親子の編みぐるみはたてがみを付けたり、子供のうり坊には特徴的なしま模様をあしらったりして手間を掛けた。臼井さんは「4足歩行の姿を表現するのに図鑑を見てもよく分からず大変だった」と振り返る。
 子供のころから人形作りをするなど裁縫や編み物が趣味だったという臼井さんは、子育てが一段落してから編み物を再開した。平成23年に編みぐるみの寄贈を始め、最初はブルドッグやカエル、熊のおひなさまなどを仕上げた。編み物は「張り合いで生きがい」と語り、これまでに数え切れないほど作ってきた。
 大塚文登所長のアイデアを参考に「午年」の26年から、馬、羊、猿、鳥、犬、イノシシとその年のえとにちなんだ動物を編んできた。物語性のある作品が多く、特に28年の「申年」の作品は木工細工「とっこ」に造花やツタを巻き付け、親子同士でくつろぐ猿や、柿の実を取ろうとする猿の編みぐるみなどを載せてユーモアあふれる世界を表現している。
 編みぐるみは入浴客に大好評で、新しい作品が増えていないか探す人も多いという。臼井さんは大塚所長と一緒に、早くも来年用の構想を練り始めていて、「子年も頑張りたい」と話していた。

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