連載・特集

2019.1.4 みすず野

 「仕事好きですか? 毎日がつまらないのは、あなたが『真のプロ』じゃないからです。」と、ある本の帯に記されていて、このキャッチフレーズに引かれて購入した。それぞれの分野で名を成した50人の、仕事に関するインタビューが載っていた◆これから仕事に就こうとする人、就いてみたものの、仕事や会社が合わないと悩んでいる人、大体若い人向けの本だ。仕事は無論、生活のためにするのだが、それだけではない。何らかの技や力を通して、誰かの役に立ち、それがやりがいを生み、技はやがてプロの領域に至る。多分そういうものだろう◆ただ、プロの領域まで行くには不断の努力が必要で、好きな仕事でないと続かないのである。したがって好きな仕事に就く、あるいは仕事を好きになることが大事だ。本を読み返しつつ、仕事について考えてみた。早くも正月が明け、きょうから仕事の人もいるにちがいない◆どんな仕事でも、必ず人とつながり、人の役に立っている。嫌なことは多く、嫌いな上司もいるだろうが、仕事を通して社会の一員たり得ている。気力を奮い起こして仕事を始め、時代の荒波をかいくぐりたい。

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